こんにちは、よしぞーです。
M.MOWBRAYから発売されている、サドルソープという革製品の水洗いする為の石鹸があるのはご存知でしょうか。
「革製品を水洗いって大丈夫なの?」と感じられると思いますが、実のところ革製品のメンテナンスでは「水」を使うケースがちらほらあります。革の汚れ落とし時に使うケースもありますし、ツヤ出しの過程では水が重要な役割を持ちます。
サドルソープはスムースレザー製品用のソープで、水シミや塩フキを含む革の汚れを落としつつしなやかさを保たせることが出来るもの。
私はこれまでトラベラーズノート以外の革製品で何度か使用していますが、綺麗に汚れが落ちますし革の保湿を損なわない仕上がりになる為、大きめの革製品を洗浄する際に重宝しています。
普通の洗剤で洗ってしまうと革の表面が乾燥してパサついてしまいますが、サドルソープで洗うと、お風呂あがりに化粧水をたたいたようなしっとりとした表情に仕上がります。
※サドルソープで失敗した事もありますのでそちらも別途。
さて今回はこのサドルソープを使用して、前回洗浄したトラベラーズノートを水洗いしてみたいと思います。
M.モゥブレイのサドルソープでトラベラーズノートを洗う
今回水洗いの対象となるトラベラーズノートは、前回のクリーナー比較実験で使用したトラベラーズノート。現在は、クリーナーで洗浄した部分のみが綺麗になっています。
具体的にどんな実験をしたかは下記をご覧ください。
このトラベラーズノートをサドルソープで全面を水洗いし、どの様な状態に仕上がるかを試してみたいと思います。
ちなみにサドルソープは、蓋を開けるとこんな感じ。
少し固さのある固形に近い状態で、香りは爽やかな石鹸の香り(表現力が乏しくて申し訳ない)
少し強めの力で指で適量を取ってあげます。最初は少し湿らすと取りやすいかも。
では、洗っていきます。
これまで革製品の水洗いは何度も行ってますが、この水に当てる瞬間はいつも緊張します。
洗い方は簡単で、トラベラーズノートを水で濡らした後にサドルソープを付けてブラシで擦っていく流れ。
サドルソープをつけて洗い始めたところ。
私の場合は馬毛ブラシで洗っています。こういった場合に馬毛ブラシを使うと洗える面積が大きいので洗いムラができず便利です。
どんどん泡立っていきます。
できるだけ綺麗にしたかったので、洗浄過程に約15〜20分。
洗い終わったあとは石鹸を水で綺麗に洗い流します。
こちらが洗い流したところ。
全体的に綺麗になっているように見えますが、前回クリーナーで洗浄した部分のみ跡になってしまっているようです。
もう少し洗えば取れるか気になったので、10分ほど追加で洗浄してみましたが跡は取れませんでした。
洗浄が終わった跡は乾燥です。
トラベラーズノートはちょうどハンガーにかけられますので、
ハンガーにかけて風通しの良いところで乾燥させます。
現在乾燥中の過程ですので、完全に乾いたら改めて記事にします。
どんな仕上がりになるか楽しみです。クリーナー跡が残ってしまいそうなのは少し残念ですが…。
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