トラベラーズノート成田パスポートとブルーを1年半ぶりにメンテナンスする

トラベラーズノート メンテナンス

購入後、ほぼノーメンテで使用してきた成田パスポートとレギュラーサイズブルーのトラベラーズノート。
成田パスポートに関しては、2018年9月から使い始めてノーメンテですから1年3ヶ月間、ブルーについてはさらに長く2018年4月からなので1年8ヶ月ほどブラッシングもオイルケアも何もせずに使い続けていました。

これだけの期間ノーメンテで使っていると、写真のように傷だらけになります。(特にブルー)

また、一見艶が出ているようにも見えますが(成田パスポート)、これは僕の手油や手垢がこびりついているだけで綺麗にエイジングしているとは言い難い状態です。

革製品って使い続けてあげることが一番のメンテナンスですが、やはり定期的なケアをしながら使い続けてあげる事が大切ですね。

という事で、この2つのトラベラーズノートを約1年半ぶり(二つ足して2で割ると1年半)にメンテナンスしてあげる事にしました。

トラベラーズノートのメンテナンス

トラベラーズノートブルー


まず最初にメンテしたのがトラベラーズノートブル。
このブルーは使い始めたタイミングで何度か日光浴を行ったせいか、最初はブルーだったのに青緑のトラベラーズノートへと変貌しています。

↓こちらセットアップした時の記事。ご参考までに。

トラベラーズノートブルーのセットアップとメンテナンス
こんにちは。よしぞーです。 トラベラーズノートブルーのセットアップが完了し、10日ほど前から使い始めています。 それぞれメンテナンス方法を変えてエイジングの違いを楽しもうと考えておりますので、各用途とメンテナンス方法についてお話...


パリパリとした触り心地の中に無数の引っかき傷が味になって、これはこれで悪くはないなと思っていましたが、メンテナンスによってどう変化するのかも楽しみです。


まず最初に汚れ落とし。
一般的な革用のクリーナーを使用して表面についた汚れを落としていきます。このクリーナーは安価ですし様々な革製品に使えますので一つ持っておくと便利です。


汚れを落とし後はブラッシング。クリームで湿っている状態でブラッシングしたせいか、引っかき傷がほとんど目立たなくなっていくように感じました。寝てたものが毛羽立ったイメージですかね。

傷だらけの面との比較をするため、半分だけ汚れを落として乾かし、完走後に保湿クリームを塗っていきます。

今回採用したクリームはコロンブスのBrilloを使用します。

このBrilloは、ビーズワックスとヒマワリワックスが皮革表面に硬く透明な薄い膜を作ることで、持続性のある光沢と柔らかな感触を与え、また保湿効果に優れたホホバオイルが、皮革に素早く浸透し繊維間の摩擦を減少させることで、皮革にしなやかさと柔軟性を与えると言われるワックスです。(説明がコピペ感すみません)

革製品を扱っているお店のスタッフさんにオススメのクリームを聞いたところBrilloを勧められ、理由を聞いたところ、

「日本の会社でもここまでのクリームが作れるんだ!って感じたクリームです」

と言われて購入したもの。

クリームが浸透していく感覚を肌で感じたく手で塗るようにしていますが、Brillは気持ちよく伸びて浸透していきますし、乾燥後の変色もほとんどなく自然な艶が出ますので個人的に愛用する機会が多いです。

塗り終わって、ある程度乾燥した状態。良い感じで艶が出ています。

続いて残りの半分。
好奇心から汚れを落とさずにBrilloを塗ってみる事にしました。

汚れを落とさずにクリームを塗るのは人間で例えると、洗顔していない状態で化粧水を塗るようなイメージと考えるとわかりやすいです。

その結果どうなったかというと、以下の写真のようになりました。

左が汚れを落とさずBrilloを塗った面、右側が汚れを落としてブラッシングした上でBrilloを塗った面。オイルを塗ったので艶は出ていますが、もともとあった傷が全て残っているなど、明らかに違いが出ていて面白いですね。

改めて汚れ落としてクリームを塗りました。

成田パスポートのメンテナンス


続いて成田パスポートのメンテナンス。
ブルーに関しては普段カバンに入れていたので擦れ傷などが多かったですが、成田パスポートに関しては私が触る機会も多く、ブルーと比べると手垢や手油がしっかりと着いてしまっている汚い状態です。

という事で通常の汚れ落としクリームではなく、洗浄力がとにかく高いコロニルのシャンプーダイレクトを採用しました。


キャップを開けるとスポンジがついているタイプ。

革にスポンジを当てて押し込むと中から洗浄液が出てきますので、

そのままスポンジでこすって洗っていきます。

洗浄液が汚れていくのも目で確認できますので、タオルで拭き取りながら洗浄してきます。

その結果、

元の姿

洗浄後。

成田パスポートの刻印が洗い流されてしまいました。

・・・。

残念ではありますが、刻印付きのトラベラーズノートを洗浄するときはシャンプーダイレクトは使わない方が良いという事がわかったので良しとしましょう。

この後、通常のネオクリーナーで全体的に汚れを取りましたが、さらに刻印が取れてしまい、まっさらな刻印のない普通のトラベラーズノートブラックが出来上がってしまうのが怖くて、しっかり汚れ落としできませんでした。その為ネオクリーナーなら大丈夫とかそういった検証は出来ておりません。

洗浄後はオイルメンテです。
成田パスポートにはラナパーを採用しました。

キャメルなど薄い色のトラベラーズノートにラナパーを塗ると革の色が濃くなってしまいますが、元が黒の成田パスポートであればこれ以上濃くなっても別に構いません。


全体的にラナパーを塗ってブラッシングで伸ばして完成です。

改めてメンテナンス後のトラベラーズノートです。

刻印が消えかけちゃいましたけど良い感じに仕上がったと思います。

ちなみにブルーで使用したBrilloと成田パスポートで使用したラナパーを比較すると、Brilloの方がさっぱりと仕上がります。ラナパーはしっとりとした状態が長く残りますので好き嫌いは分かれるでしょうね。個人的にはBrilloが好きです。

改めて、メンテナンス前。

メンテナンス後。

以上、トラベラーズノートのメンテナンスでした。

よしぞー。