ブルーのトラベラーズノートを使いはじめて1ヶ月が経過しました。
お迎えの際にお伝えしましたが、3つのブルーを異なるメンテナンス方法で使用しどんな風合いにエイジングしていくかを検証しています。
検証内容については下記をご覧ください。
使用開始から1ヶ月が経過しましたのでどう変化をしたかお伝え致します。
予想以上にエイジングが進みました。
トラベラーズノートブルー使用1ヶ月のエイジング
使用開始時の写真が上、現在が下の写真の状態。この1ヶ月間でそれぞれかなりの変化があったことが伝わると思います。
それぞれのメンテナンス方法は以下。
写真真ん中パスポート:ノーメンテのもの
写真右レギュラー:ブラッシングのみで日々メンテナンスを行っているもの
ブルーの色、銀面(革の表面)の質感も変わってきていますね。
1つずつ見ていきましょう。
日光浴させたトラベラーズノートブルー
日光浴の方法は、天気の良い日に1日1時間〜3時間程度、日の当たる場所に置いておきます。この1ヶ月で7・8回ほど日に当てています。
また日光浴をさせると表面の乾燥が進む為、1週間に1度程度オイルを入れてます。オイルは複数のメンテナンスオイルを比較した上で一番良いと感じたエム・モゥブレィの「プレステージ リッチデリケートクリーム」を使用しています。
オイル比較については下記を参考にしてください。
日光浴をさせたブルーは色・質感ともに大きな変化があり、革の色合い元々のブルーグリーンの色合いからグリーン寄りの色合いに変化が進みました。
また、銀面自体が硬くなり傷が付きやすくなっています。
銀面が硬くなっている為、ついた傷はブラッシングをかけても取れづらくなり、目立たないようにするのであればオイルで色を被せるようなメンテになります。
ブラッシングメンテのトラベラーズノートブルー
ブラッシングメンテをさせているブルーは、銀面がマットな状態で少し毛羽立っているような質感になりました。
色の変化は少なく、また傷は付きづらい状態になりました。傷がついてもほとんどの傷はブラッシングで取れます。
※ブラッシングは馬毛ブラシにて2.3日に1回の頻度で行なっています。
ノーメンテのトラベラーズノートブルー(パスポート)
以前、キャメルをノーメンテで使い続けたところ、単に汚くなり乾燥が進んでしまうという結果になりました。その為、ブルーに関してもそういった傾向にエイジングが進むのではという不安がありましたが、予想外に良い感じでエイジングが進んでいます。
感じとしては、元々のブルーの色味を維持したまま色が濃く、光沢に近い艶が出てきています。また、日々触る機会も多い為、触れている部分とあまり触れない部分の差も出始めたように感じますね。
※このブルーはノーメンテで傷も放置したままです。個人的にはこの風合いは好きですが、汚いという印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
引き続き、同じメンテ方法で運用を続けていきます。
以上トラベラーズノートブルーの使用1ヶ月でのエイジング状況報告でした。
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