トラベラーズノートを初めて見たのは数年前に文具屋さんの店頭にて。
元々革製品が好きでしたので、ブースで傷だらけになって無骨に並んでいるトラベラーズノートをみて、何でこんなに傷だらけで汚れた製品を飾っておくのだろう、そう感じたのが第一印象です。
店頭に並んでいるトラベラーズノートって傷だらけですよね。笑
私の趣味の一つが文房具集めであることから頻繁に文具屋には足を運んでいますが、一度気になったものがあると常に意識がそこに行くようになります。トラベラーズノートもその一つで、文具屋に行くたびにトラベラーズノートを眺めたり触ったりとだんだんと興味が強くなっていきました。
多くの文具店にトラベラーズノートは置かれてますが、今思うとこれまでなぜ存在に気づかなかったのかが不思議です。
文具店にて見て触るトラベラーズノート、そしてネットサーフィンで知るトラベラーズノートユーザーの事、最初は傷だらけで汚れた一枚革という印象だったのが、自分好みにカスタマイズしていける素晴らしいものと感じるようになり、2年ほど前に購入に至りました。上の写真のトラベラーズノート(ブラウン)です。
気づけば現在の所有トラベラーズノート数は14冊。エイジングの検証用も有りますので、普段使っているのは5冊程度ですがどっぷりと沼に浸かってしまったのが数として現れています(^^;)
現在、どのように使用しているかというと、ノートや手帳として機能させてるのは1冊のみで、その他は別の用途として使っています。
具体的には、
1冊目はノートとして利用。
習字用として常に一冊持ち歩いています。
色は自身でカスタマイズしたもので、ブラック&レッド。サイズはレギュラーサイズです。
ペリカンの万年筆であるペリカンのスーベレーンM400赤稿との雰囲気的な相性がよく、持ち歩くだけでも満足度が高いです。
ノートリフィルはかさばってしまうのを防ぐため、1つだけにしています。
2つ目は財布として。
トラベラーズファクトリーで購入した革製のジッパーケースと布のジッパーケースを挟んで、財布として機能させています。
財布としては大きめで嵩張ってしまうのですが、トラベラーズノートを財布として使う大きなメリットは通帳が収納できるサイズであるという事。
また収納量が多いので、様々なものを財布に入れ込んでいます。
※革のジッパーケースが柔らかくて小銭を出すときに、チャックを開けづらいという難点はありましたが慣れました。
サイズはレギュラーで、色はその時の気分や雰囲気によって変更しています。
3つ目4つ目は、ペンケースとして使用しています。
将来的には自作で革のペンケースを作って挟みこみたいですが、現在は市販のペンケースをトラベラーズノートに包んで持ち歩いています。
筆記具が好きなのもあり、大切な筆記具を革製品に包み込む事がちょっとした喜びでもあります。
こちらもサイズはレギュラー、色はその時々の気分や雰囲気によって変えています。
パスケースとして
5つ目は、パスポートサイズのものを常にポケットに忍ばせています。用途としてはパスケースで、スイカや日常使用するカード類を収納しています。
余談ですが、冬場寒いときにポケットの中にパスポートサイズのトラベラーズノートを入れておくと、手を入れたときにほんのり温かくホッカイロがわりになるのも気に入っています^ ^
■メンテナンスの方法
基本的には馬毛ブラシでのブラッシングオンリーで、週1~2回程度、傷が気になったらブラッシングする程度です。
また、メンテ方法に関して試したいこともあり、現在複数のメンテ方法にてどのようにエイジングしていくのかを検証しています。
メンテナンスで工夫していることはここでは書ききれませんので、別途記事として設けたいと思います。
■あなたにとってトラベラーズノートの魅力とは
一言でいうなれば育てがいのある子供。愛情を注いでメンテナンスを施してあげれば自分好みに育っていきます。
また、トラベラーズノート本体だけでは何もできない一枚革であるため、使い手のアイデアの創造によって様々な用途として使える。そういった事がトラベラーズノートの大きな魅力だと感じています。