【ブラス万年筆】トラベラーズノートと一緒に使いたい筆記具

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トラベラーズファクトリーから発売されているブラス万年筆です。

2017年に発売されたブラス万年筆は発売当初から書きやすいとの評価の高かった万年筆で私もいつか購入しようとは考えてましたが、何となく購入の機会を失ったまま日が過ぎてしまい、先日やっとお迎えした次第です。

ブラス万年筆を購入してから毎日仕事で使用していますが、予想以上に使い勝手が良く、また書きやすいです。また、使用とともに変化する真鍮の風合いが面白く今後育てていくのが楽しみな万年筆になっています。

今回はこのブラス万年筆についてレビューいたします。

あ、ちなみに私よしぞーは、そこそこ万年筆を保有している人間でございまして、気付けば我が家には80本以上(2019年3月現在)の万年筆が転がっております。(こちらの沼にも落ちました)普段から様々な万年筆に触れていますので、他の万年筆とも比較してお話しできればと思います。

ブラス万年筆レビュー

デザイン

ブラス万年筆
まず、デザインから見ていきましょう。

ブラス万年筆は普段使わない時はとてもコンパクトなつくりになっています。パスポートサイズのトラベラーズノートと持ち運ぶにもちょうど良いサイズです。


パスポートサイズのトラベラーズノートとブラス万年筆

実際に使用するときは、ボディとキャップ部分が抜き差し出来るようになっていますので下の写真のように抜き取りひっくり返してキャップ部分に装着する仕様になります。

収納時はとてもコンパクトですが、筆記時のサイズは一般的な万年筆と変わらないサイズになりますのでストレスなく持つことができて筆記が可能です。

こちらペリカンから発売されている少し小さめのM400という万年筆とのサイズ比較。

パイロットカスタムヘリテイジ912との比較

ペン先収納時はとてもコンパクトですが、筆記時はちゃんとした万年筆のサイズになります。

私の手のサイズは一般的な男性の手のサイズですが、グリップしたときは下の写真のイメージになります。

メモ程度であればキャップを後ろにつけずこんな持ち方もアリ。

また、片手でもキャップを外せるのですが、

キャップ部分を抜く際のコクッという感触、はめる時のカチッという感触が心地よく、手持ち無沙汰になると抜いたり挿したりしております。

ブラス万年筆の書き味

さて、ブラス万年筆の実際の書き味です。
まず字幅ですがブラス万年筆のペン先はF(細字)サイズのみが発売となっており、このFサイズは一般的なノート筆記であれば丁度良いサイズです。

他の筆記具の字幅との比較をしてみましたので参考にしてください。

ラミーサファリ・パイロットカクノとの比較

他のボールペンとの比較

書き味としては、スチールペン先であるので柔らかい金ペンのようなペン先のしなりはありませんが、インクフローがよく紙面を滑るような滑らかな筆記感です。カリカリ・ザラザラといった筆記抵抗が少なく今回比較した「サファリ」・「カクノ」・「ブラス万年筆」の中では一番滑らか。(カクノはそこそこカリカリして、サファリとブラス万年筆は若干の差)

またペン先のしなりが少なくインクフローが良いため、筆圧の強い方でも弱い方でも違和感なく使える万年筆だと感じます。

実際に使っていて一つ不便に感じたことは、他の保有している万年筆と比べて乾きが早いように感じます。打ち合わせなどで使っていると、当然筆記しない時間というのが発生するのですが、ペン先を出した状態で5分ほど筆記しないと乾いてしまいインクが出づらくなります。※少し書いてあげれば元に戻ります。

ですので、筆記しない時はキャップをしめることに対しては少し意識をしてあげなければいけませんね。

風合いの変化が面白い

ブラス万年筆を購入したのが5月7日で、まだ2週間程度しか使用しておりませんが、予想以上にブラスの変化が進みます。

こちら購入時の状態。

使用2週間での状態。

この後どのように変化していくのか楽しみですね。

よしぞー