トラベラーズノートのカスタム紹介~シンさんによるトラベラーズノートのペンホルダー編

カスタマイズ

この度ペンホルダーのカスタムについてお話し致しますシン (@shin20004946)です。

今回カスタムしたのはブラウンのパスポートサイズとブラックのレギュラーサイズ。元々は公式のペンホルダーを使用していましたが、柔らかく厚みがありクリップでトラベラーズノートに挟むだけなのでペンを挿し難く、またクリップがずれてしまう事から悩んでおりました。

そんなときにフォロワーの「まるでレッサーパンダ」さんのペンホルダーを拝見。レギュラーサイズをリサイズした時の端切れをペンホルダーにカスタムしているのを見て、「可愛いし実用的だなぁ」と感じ自分のにも取り付けてみようとなりました。

ブラウンのホルダーは東急ハンズで似た色の革が売られていたのを見つけて、ブラックは訳あってリサイズした際に余った切れ端を使用しました。

ブラックをカスタムした時のやり方にそってご紹介致します。

トラベラーズノートのペンホルダーの付け方

準備

必要な道具

  • カッターナイフ
  • カッターマット(古雑誌等でも可)
  • 鉄の定規(プラスチックや木製は不可)
  • 木槌orゴム槌(金属製は金具が傷むため不可)
  • 穴開けパンチ
  • カシメ打ち金具
  • ゴムマット
  • ヤスリ
  • 銀ペン(千枚通し等の先の尖ったものでも可)
  • コーンスリッカー
  • ヘリ落とし
  • トコノール
  • ゴム糊

材料

  • カシメ金具

これらの道具や材料ハンズなどで入手することができます。

ぺンホルダーの作成

まずはペンホルダーの本体部分の切り出しをしていきます。

革を用意しクリップの長さに合わせて、縦横の幅を決めて銀ペンや千枚通しで目印をつけます。

今回は縦の幅が丁度でしたのでそのまま使っていきます。

横の幅は実際にペンに巻き付けトラベラーズノートに仮に合わせ位置や長さを確認します。

取り付け位置にも銀ペン等で目印をつけておきます。

カッターナイフと鉄定規を使い目印に沿って革を切り取っていきます。皮が厚い場合、一度では切れないこともありますが無理に力を入れると刃が滑って怪我をすることがあるので何度か刃を入れて切り取ります。

※写真を撮り忘れたので本体切り取りの写真になります(-_-;)

切り取ったあとに仮に合わせてみて確認をします。

切り取った革の床面(革の裏側)へトコノールを塗りコーンスリッカーで磨きます。これにより床面の毛羽立ちが押さえられ強度も増します。

左:磨いた後、右:磨く前

革の表面の角をヘリ落としで削ってトコノールで磨きます。角を削ることによってクリップが挟まりやすくなることを期待しました。

続いてペンホルダーの形に革を貼り合わせていきます。貼り合わせる位置に目印をつけてヤスリで少し毛羽立たせます。


※上が毛羽立たせる前、下が毛羽立たせた後。

ゴム糊を両面へ塗りべたつかなくなったらしっかりと貼り合わせます。

くっつくまでの時間はものによっても違いますが、乾きが甘いとカスタムする過程でずれてしまうのでしっかりと固定しましょう。

角をヤスリで削って丸くしてトコノールを塗って磨きます。

これでペンホルダーの切り出しと加工が完了しました。

ペンホルダーの取り付け

続いてトラベラーズノートに作成したペンホルダーを取り付けていきます。

ペンホルダーの貼り合わせる部分をヤスリで少し削ります。

トラベラーズノート、ペンホルダーの目印をつけた部分へ先ほどと同じようにゴム糊を塗り貼り合わせます。

しっかりと固定できたら穴開けパンチでカシメ金具用の穴を開けていきます。カシメ金具を取り付ける位置を決めて目印をつけます。

穴はカシメ金具の雄側がぴったしになるサイズを開けます。下にゴムマットを敷いて穴開けパンチを革と垂直に立ててハンマーで打っていきます。

このとき出る音が凄く音がうるさいので以前CLUBTN様のシステム手帳化の記事に載っていたスクリューポンチを使用するのも手です。

スクリューポンチ
スクリューポンチ

※実際の使い方は下記を参照ください

トラベラーズノートのシステム手帳化カスタマイズ
こんにちは。よしぞーです。 トラベラーズノートは好き!でも普段はシステム手帳を使っていて、システム手帳の便利さが手放せな...

穴が空いたらカシメ金具の雄側を差し込み、雌側をはめ込んで仮留めします。サイズの合うカシメ打ち金具を使用してゆっくり叩き込んで固定します。

サイズの違うものを使うとこうなりますので注意して下さい(-_-;)


(↑あると思ってた金具が無くて強行した結果です)

ちょこちょこ失敗しましたが完成です!!

取り付けてみた感想

今回はトラベラーズノートの端切れを使用したこともあり厚めのペンホルダーとなりました。しっかりと固定できる反面厚みのせいで最初はクリップが挟みにくかったですが、しばらく使用している内に気にならなくなりました。

ブラウンは薄めの革を使いましたがこちらも特に問題なく使用できます。

またペンホルダーの輪を少し大きくした事で複数のペンを差し込めるようになりました。

いかがだったでしょうか。

クリップ式は自分に合わないからとカスタムしましたが、クリップ式のペンホルダーは簡単に取り付け、取り外しが出来る事が強みだと思います。
つたない記事ではありますが参考にして頂けたら幸いです。

コメント

  1. […] […]

  2. […] 純正なのかは分からないのだが、クリップで留めるホルダーのMサイズを購入したが、4+1のボールペンは太すぎて使えない。Sサイズというのを買ってみたが、これも写真のような状態で、使いにくい。「トラベラーズノートのペンホルダーの作り方」というサイトを見つけ、自作してみたかった。が、材料が無い。 […]